今回は景観に配慮した看板を探しに行きました。
1. 遠鉄タクシーのりば
磐田市見付にあるタクシーの待合所です。
見付は、奈良時代や鎌倉時代には国府や守護所が置かれ
江戸時代には東海道の宿場町として栄えていたそうです。
その当時の建造物が残っている歴史を感じさせる街です。
このタクシー乗り場は
歴史ある町の景観に溶け込む様配慮され
和風の建物になっています。
遠鉄のカラーであるブルーとホワイトを基調としており
シンプルで遠鉄のイメージを損なわないデザインになっています。
2. 佐鳴予備校 見付校
こちらもタクシー乗り場と同じく
見付にある学習塾です。
佐鳴予備校は建物によってそれぞれデザインが異なるのですが
こちらの校舎は見付にあることを意識して前面に和を押し出しています。
分かりづらくて大変申し訳ないのですが
右側にある照明看板には屋根がありフォントの勘亭流が和を強調しています。
入口上の看板は木製で
左上にある照明看板は白熱灯の黄みを帯びたやさしい光になっており
共にぬくもりを感じます。
この見付の校舎は寺子屋を彷彿とさせます。
3. (株)ナベヤ電工
住宅街にある会社です。
建物や切り文字看板の色が周りの住宅の色とマッチしていて
住宅街にあるのに違和感を感じません。
建物に対して文字が小さめで色も同系色を使っているので
シンプル且つ洗礼されています。
看板より「堅実な仕事をしてくれる会社」というイメージがします。
― 看板散歩をして感じたこと ―
一歩間違えれば不快な思いや、意にそぐわないイメージを
相手に与えてしまうものだということが分かると同時に
尚且つ自社の思いやイメージを、的確に万人に伝えられる様
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